都市ガス機器プロダクトガイド Ver.2.0
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検知 CO濃度(ppm) 血液中COHb 20% 相当ライン■ 一酸化炭素中毒症状■ 設置してはいけない場所の例業務用換気警報器の重要性0検知時間(分)30405060監視領域監視領域CO濃度と時間の関係10008006004002001020警報領域警報領域警報器鳴動開始時間約60分約26分約9分約3分※ 一般的なCO警報器はほんのわずかなCOの発生にも過敏に反応し警報が頻発してしまうため、業務に支障をきたすのを嫌ったユーザーが警報機の電源を切ってしまうなど危険を招きます。0.020.040.080.160.320.641.28① 業務用厨房機器は、安全装置が付いていないものが多い② 大型の燃焼器具のため、ガスの使用量が多く、室内の密閉された場所で使用される③ ガス機器の経年劣化や、メンテナンス不足④ 換気の重要性を認識しないため、給排気を行なわないなどの人的ミスによるもの業務用換気警報器は、業務用厨房機器の不完全燃焼により発生する一酸化炭素(CO)を検知して警報を発する警報器です。CO濃度と検知時間により、人間の血液中COHb(一酸化炭素ヘモグロビン)濃度を推定し、人体に危険な影響を与える前に正確に音声で警報を発します。電池式のためコンセントがいらず簡単に取付が可能です。燃焼器を設置してある室内と同一室内で燃焼器から水平距離50cm〜8m、床面から170±20cmの範囲で警報器の表示灯が容易に確認できる位置に設置してください。※換気口やエアコンなど空気の吹き出し口から1.5m以上離してください。※60cm以上のたれ壁で区切られている場所には取付けないでください。※換気扇、給気口、ドア付近などの風通しの良いところには取付けないでください。空気中における一酸化炭素濃度(%)45分間で頭痛・めまい・吐き気・けいれん、2時間で失神2〜3時間で前頭部に軽度の頭痛1〜2時間で前頭痛・吐き気、2.5〜3.5時間で後頭痛20分間で頭痛・めまい・吐き気、2時間で死亡5〜10分で頭痛・めまい、30分間で死亡1〜2分で頭痛・めまい、15〜30分間で死亡1〜3分で死亡吸入時間と中毒症状大型オーブンゆで麺機約5秒44【 業務用厨房におけるCO中毒事故の要因】【業務用換気警報器とは】【業務用換気警報器設置について】業務用換気警報器の重要性

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