LPガス機器プロダクトガイド Ver.4.0
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構造壁PABBA127図-2図-1構造壁1m以上GLA=1m未満B=1m以上1m以上基礎1m以上バルク貯槽の設置基準と保安距離(規則第19条第3号ロ) ロ バルク貯槽は、その外面から、第1種保安物件に対し1.5m以上、第2種保安物件に対し1m以上の距離を有すること。  ただし、告示で定めるところにより、第1種保安物件及び第2種保安物件に対し、加熱試験に合格する構造壁若しくは  これと同等以上の性能を有する壁を設け、又は当該バルク貯槽を地下に埋設した場合にはこの限りでない。* 地下に埋設する場合は、保安距離の規定はありません。ただし、充てん作業の基準では充てん口から第1種保安物件に対し1.5m以上、第2種保安物件に対し1m以上の距離を確保する必要があります。●[告示第2条] (図-2参照)  第1項第1号 構造壁の設置は最大2方向までとする。    第2号 構造壁等の下部は、地盤面に接するよう設置すること。    第3号 構造壁等は、当該構造壁に投影されたバルク貯槽の縦及び横より1m以上の長さを有していること。       ただし、当該バルク貯槽に係る他の構造壁等及び地盤面と接する部分についてはこの限りでない。    第4号 構造壁には開口部がないこと。 第2項    液化石油ガスの供給を受ける消費設備が設置されている建築物の外壁がJIS A 1304に規定される30分加熱      試験に合格するものと同等以上の性能を有する場合にあっては、当該外壁を構造壁とみなすことができる。放出管開口部・バルク貯槽頂部から10cm以上の高さとする。・開口部の方向は上向きとする。・雨水の侵入を防ぐ措置を講ずること。接地接続線・断面積:5.5mm2 以上・ろう付け、溶接、接続金具等により確実に接続する。接地棒・直径:10Φ・長さ:1,000mm建  物第1種若しくは第2種保安物件安全弁開口部と建物の距離1.5m若しくは1.0mGL(注)接地は、バルク貯槽と大地が絶縁されている場合に行う。関係規則第19条第3号ニ  地盤面上に設置するバルク貯槽は、次に定める基準に適合すること。 ① 基礎は、平坦なコンクリート盤等による水平、かつ、地盤面から5cm以上高いものとし、   かつ不同沈下等によりバルク貯槽に有害なひずみが生じないようなものであること。 ② 自動車等車輌が接触しない措置を講ずること。 ③ バルク貯槽の支柱はサドル等を基礎にアンカーボルト等で固定すること。 ④ 告示で定めるところにより、大地と電気的に接続すること。 ⑤ 安全弁には告示で定めるところにより、放出管を設けること。0.5m以上5cm以上車輌からの防護アンカーボルト基礎基礎地盤から5cm以上【地上式横型バルク貯槽設置基準(貯蔵能力1000kg未満)【バルク貯槽保安距離(貯蔵能力1000kg未満)】バルク貯槽の設置基準と保安距離

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